学習スタイル
教育セミナーは基本的に、アメ リカ国立訓練研究所(National Training Laboratories)の研究によって導き出された学習定着率を表す「ラーニングピラミッド(Learning Pyramid)」において学習効果が非常に高いとされる「体験(Practice by doing )」形式となるメソッドを開発し、実施しています。
ラーニングピラミッドでは「講義を聴く」という座学スタイルでは学習定着率が5%に対し、「体験」型は75%と非常に高いアベレージを示しており、15倍もの効果をもたらします。研修に最適な手法といえるでしょう。
こ れは、「高い学習意欲を引き出し、継続的に学ばせるためには、どのようなアプローチをすればよいのかを研究した結果、注意(Attention)、関連性 (Relevance)、自信(Confidence)、満足感(Satisfaction)、のシンプルなやり方で、学習意欲が飛躍的に高まること」を 実証した「ARCSモデル」に従ったものでもあります。
教育研修は具体的には「ゲーミング」を活用した基本メソッドを開発、そして各テーマごとに適したツール(ゲーム)を導入し、プログラムを策定しています。 研修受講者は各テーマごと擬似的な環境下において”体験”をすることによって、単なる知識習得に留まらない、非常に高い学習効果が期待できます。
セミナーでの学習領域
当総研では学習領域を、ベンジャミン・ブルーム博士(Dr. Benjamin Samuel Bloom)が提唱した「思考」の学習成果を3つの領域に分類した、いわゆる「ブルームの目標分類学 (タキソノミー:Taxonomy)」において、思考の段階を「知識-理解-応用-分析-統合-評価」に分類し、各分野の能力を向上させるトレーニングが 教育において必要だとする「思考の六段階モデル」をベースに設定しています。
教育研修のプログラム開発
プログラムの開発は、Instructional Design(インストラクショナル・デザイン)により行っております。
プログラムは「学習理論(心理学)」「コミュニケーション学」「情報学」「メディア技術」等の要素を総合的に取り入れ、十分な企画・検討を経てからサービ ス・ローンチさせて頂いておりますが、PDCAでより完成度の高いプログラム開発を継続して行っています。これはインストラクショナル・デザインの代表的 なADDIE(分析→設計→開発→実施→評価)モデルに沿ったものであり、受講者は常に最新の開発されたプログラムメニューによって学ぶことが出来ます。